【賃貸住宅】渋谷はどんな街?渋谷で一人暮らしするメリット3選

渋谷は“遊びに行く街”というイメージを抱いている人が多いかと思いますが、実は「SUUMOの住みたい街ランキング2022首都圏版」では11位にランキングされていて“住む街”としても人気がある街です。そのため、渋谷に住んだらどうなるのか興味がある人も多いかと思います。

そこで今回の記事では、渋谷に3年間住んでいる筆者が「渋谷で一人暮らし」をテーマに解説します。

こんな人におすすめ

・渋谷で一人暮らしを検討している人
・遠くから渋谷近辺の会社や学校に通勤・通学している人
・そもそも渋谷って住む街なの?と思っている人

この記事を読むと渋谷に住むメリット・デメリット、渋谷の家賃相場などが分かります。

目次

渋谷はどんな街?

日本では1980年代頃から「若者の街」として有名ですが、1999年頃からは多くのIT企業が本社を置くようになったことから「ビットバレー(Bit Valley)」としても有名になりました。大手IT企業であるGMOインターネット株式会社、株式会社サイバーエージェント、株式会社ディー・エヌ・エーなどの本社は渋谷にあります。

世界的には「アジアの流行・文化発信の地」として知られていて、毎日たくさんの若者や外国人観光客が訪れています。

また、渋谷には世界的に有名なスポットがいくつもあることが特徴で、その中の一つである「渋谷スクランブル交差点」は「世界で最も有名な交差点」として特に有名です。

渋谷は、世界からも注目される日本を代表するエリアの一つであり、そこに住むことで刺激的な毎日を送ることができます。

では、渋谷に住むメリット、デメリットについて見ていきましょう。

渋谷で一人暮らしのデメリット

最初に渋谷に住むデメリットを紹介します。

治安が悪いエリアがある

この点が最大のデメリットです。渋谷周辺は、治安の悪いエリアと良いエリアが二極化しています。

以下のマップは、警視庁が発表している「犯罪情報マップ」ですが、渋谷駅周辺は赤に区分けされている場所が多く、治安が悪いとされています。

犯罪情報マップ *犯罪件数 赤:かなり多い オレンジ:多い 黄色:少ない 白:犯罪なし

引用:警視庁犯罪情報マップ

中でも「渋谷109」周辺の「宇田川町・円山町・道玄坂」エリアは、渋谷の中でも特に治安が悪いエリアです。この辺りは深夜営業のクラブが多いため、深夜に喧嘩や犯罪が横行しています。

防犯対策の一環として、渋谷の街中には多数の防犯カメラが設置されています。こちらは一部YouTubeでライブ映像を見ることができます。

人が多すぎて目的地にスムーズに到着できない

渋谷は普段からスクランブル交差点、渋谷センター街、渋谷駅周辺などを中心にたくさんの人であふれています。週末の夕方以降は渋谷に遊びに来る人も増えるため、さらに多くの人で賑わいます。そのため目的地にスムーズに到着することは難しく、実際の距離以上に時間がかかる場合もよくあります。

また、季節ごとのイベントやスポーツの大会が行われている時は、駅前の道路が封鎖されて迂回が必要な場合まであります。

渋谷駅付近が混雑するイベント

・ハロウィーン(毎年10月末)
・大晦日カウントダウン(毎年12月31日〜1月1日)
・ワールドカップ(4年に一度)

渋谷で一人暮らしするメリット3選

ここからは渋谷で一人暮らしするメリットをご紹介します。

買い物や食事、遊ぶ場所に困らない

渋谷駅の目の前にある商店街「渋谷センター街」には、飲食店・ファストフード店をはじめ、ドラッグストアなど多彩な業種の店があります。さらに少し歩くと映画館やゲームセンター、カラオケ屋などもあります。

また渋谷駅周辺には以下の5つの駅ビルがあり、買い物や食事に困ることはないと思います。

渋谷駅周辺の駅ビル

・渋谷ヒカリエ
・渋谷スクランブルスクエア
・渋谷マークシティ
・渋谷フクラス
・渋谷ストリーム

日本でもトップクラスで買い物や食事、遊ぶ場所に困らない街であると言えます。

都会だけど緑もある

渋谷は都会ですが、自然を楽しむことができる場所が複数存在します。

中でも以下の3カ所は敷地面積も広く、特に自然豊かなスポットです。

特に自然豊かなスポット

・代々木公園
・明治神宮
・鍋島松濤公園

代々木公園では週末にイベントを開催していることも多く、自然とともにイベントを楽しむことができます。

鍋島松濤公園については記事を作成していますのでご覧ください。

交通の便が非常に良い

渋谷駅は10路線が乗り入れるターミナル駅であるため交通の便は非常に良く、どこかに出かける際には電車でスムーズにアクセスすることができます。

渋谷駅に乗り入れている路線

・埼京線
・山手線
・湘南新宿ライン
・成田エクスプレス
・東京メトロ銀座線
・京王井の頭線
・東急田園都市線
・東急東横線
・東京メトロ副都心線

上記の路線を活用すると、都内の主要なスポットまで短時間で行くことができます。

駅名所要時間乗換回数
新宿5分0回
池袋11分0回
東京25分0回
上野28分0回
品川13分0回
羽田空港37分1回
成田空港77分0回

さらにバスも運行していて、コミュニティバス「ハチ公バス」は運賃100円で利用することが可能です。ハチ公バスはとても可愛らしいデザインで、見かけたら思わず写真を撮りたくなってしまいます。

ハチ公バス(渋谷区公式ホームページより)

渋谷の家賃相場

ここからは渋谷の家賃相場を見ていきましょう。

一人暮らし向けの間取りの渋谷と渋谷区の家賃相場は以下の通りです。

間取り渋谷の家賃相場渋谷区の家賃相場差額
ワンルーム13.36万円11.25万円+2.11万円
1K12.26万円10.71万円+1.55万円
1DK17.75万円15.23万円+2.52万円
出典:LIFULL HOME’S公式サイト(2022年11月時点)

渋谷区の家賃相場より約1〜2万円高いことが分かります。

次に人気のある周辺の街「恵比寿」「原宿」「代官山」の家賃相場と比較してみます。

エリアワンルーム・1K・1 DKの家賃相場
渋谷13.61万円
恵比寿12.46万円
原宿15.33万円
代官山12.46万円
出典:LIFULL HOME’S公式サイト(2022年11月時点)

原宿よりは安いものの、恵比寿、代官山よりは高いことが分かりました。

上記より、渋谷の家賃相場は周辺のエリアに比べると少し高めであると言えます。

ただし、家賃相場が高いということは、それだけ賃貸需要が旺盛で人気がある証でもあります。渋谷には少し高めの家賃以上のメリットは十分にあると思います。

まとめ:渋谷は一人暮らし向きの便利な街

今回は「渋谷で一人暮らし」をテーマに解説してきました。

渋谷はデメリットもありますが、それ以上にメリットが多く、一人暮らしにはとても向いている便利な街です。

ただし渋谷に住みたいと思っても、そのタイミングで良い物件があるとは限りません。少しでも渋谷での生活に興味を持った方は、まずは物件探しから。

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